2019-01-01から1年間の記事一覧
昨日は2019年のお稽古納めとなりました。 T.Y.さんのお正月花です。 T.Y.さん:若松、千両、葉牡丹、柳 ご自宅での本番を想定してお稽古では寸法を大きめにいけて頂きましたが、その分ダイナミックで豪華な作品になりました。 T.Y.さんのおかげで、我が家に…
クリスマスウィークと言うことで、それにちなんだ花材が用意されました。 いつもじっくり派のTさんですが、今回は手早く仕上げて2作お稽古です。 Tさん:ブラウンコットン、ケイトウ、クジャクヒバ、カーネーション、小豆柳 Tさん:ケイトウ、サンゴミズキ …
2019年12月27日(金)から2020年1月13日(祝・月)にかけて、東京ガーデンテラス紀尾井町を会場に草月の作品が並びます。 紀尾井タワー1階オフィスエントランスに塚本 草昌先生の作品が展示される他、山田 幸泉先生作品、草月東京西支部による3作品をご覧い…
さてさて、あなたのいけばな道具セットにはどんなものが入っていますか? 私のお稽古バックの中身を披露すると・・・。 花鋏、花合羽、花バック、雑巾、軍手の他に小型ノコギリ、紙切り鋏、ホチキス、虫ピン、安全ピン、楊枝、割り箸、糸巻きワイヤー(茶・…
師走も半月が過ぎ、そろそろ年越しの支度に手をつけた方もいらっしゃることでしょう。 私にとって年末の仕事と言えば大掃除に年賀状書き、そしてここ数年はニシン漬けの仕込みがこれに加わりました。ニシン漬けとは北海道の冬の定番漬け物で、大根、キャベツ…
先週と今週のお稽古の様子をご紹介します。 6日はSさんです。南天とダリアの様な大輪の菊、そして東洋ロマンという名のアスターを添え木留めでいけて頂きました。 Sさん:南天、菊、アスター 2枚の写真はほんの数センチ見る角度をずらしただけなのですが、花…
先日、手製のクリスマスリースをご紹介しましたが、今日はその残りものでキャンドルスタンドを作ってみました。 コルクのコースターにパーツを貼り付けただけの実にシンプルなものですが、クリスマス気分を味わうには悪くない出来かな?と思っています。 ち…
令和に入って第一回目となる今回の草月展は11月25日に無事終了しました。 と言っても、私自身は不参加でしたし、3期あるうちの第2期は体調不良で残念ながら足を運べず、第3期も師匠である塚本草昌先生の作品を写真におさめるのがやっとという具合で、実は…
クリスマスリースを仕上げました。 今年は赤い素材(サンキライや唐辛子、ヒメリンゴなど)を敢えて入れず、その代わりゴールドのループリボンを付けてみました。紅葉ヒペリカムやアジサイにはほんのりと赤みがさしているので、特に暗い感じはしないと思うの…
11月も後半に入り、そろそろ街のディスプレイもクリスマスバージョンに変わり始めています。ということで、週末にヨガ仲間を我が家にお招きして、クリスマスリース作りに励んで頂きました。 材料はクジャクヒバ、カヤ、イブキを中心に松ぼっくりやサンキライ…
今週のお稽古をご紹介します。 18日はSさん、Oさん、Kさんで、花材は雲竜柳、ケイトウ、紅葉ヒペリカムでした。 Sさん Sさんの株分けの作品ですが、色の配分がとても良いと思います。黄色のお花器と赤のケイトウがマッチしていますね。 Kさん Kさんは4回目の…
第101回草月いけばな展が始まりました。 日本橋高島屋から処を変え、表参道・スパイラルと赤坂・草月会館2ヶ所での開催です(両会場とも入場無料)。 「美しいだけじゃ困るんだ」「昨日から学び 今日のためにいけ 明日の表現を求めよ」 | いけばな草月流 今…
私の通ういけばなの稽古場は丸の内某社の華道同好会です。現在その社員食堂エリアにて日頃の活動成果を披露する花展を開催中(11月13~15日)です。残念ながら一般の方にはご覧頂くことが叶いませんので、写真だけでもご紹介したいと思います。 まず、ゴージ…
色々あった令和元年の野外展ですが、いよいよ残すところあと数日となりました。(11/15最終日) 私自身、会場の立川が住まいから遠いこともあり、結局完成した作品をこの目で見たのは実は昨日が初めてでした。この企画がスタートした時分はまだ熱中症の心配…
先月お稽古の花材として頻繁に登場したフウセントウワタですが、我が家でいけていたものが2週間経ちご覧の通り割れました! そう、名前の通り白い綿毛が袋の中からモヤモヤと出現! マリーアントワネットの髪型を連想するのは私だけでしょうか? フウセント…
先週はお二人のお稽古がありました。 Sさんには下からの目線を意識していけて頂きました。作品をテーブルよりも一段高いところに置き、椅子に腰掛けた高さから鑑賞すると正面のカラーがちょうど良い位置になります。足高のこの花器を選んだ点も成功していま…
一昨日のお稽古には素敵な飛び入り参加がありました。Mさんの高校1年生になるお嬢さんです。子供の頃から良く知る彼女ですが、背がスラリと伸びてすっかり女性らしくなった姿に、なぜかこちらの方が少し照れくさいような妙な気分になりました・苦笑。 左 Mさ…
目黒雅叙園の代名詞とも言うべき百段階段の各部屋をいけばな作品で演出するというイベントはすっかり恒例となっています。 今回、草月は第5期(10月18〜23日)エントランスとエレベーターホール、十畝の間、草丘の間を担当しています。 いけばな×百段階段201…
今回の野外展テーマ「スタート!」の如く、紆余曲折ありましがお陰さまで何とか作品の展示がスタートしました。願わくば11月15日最終日まで何事もなく、一人でも多くの方々に作品を楽しんで頂ければと思います。 第23回よみがえる樹々のいのち展・作品リスト…
例年、野外展の制作日は体育の日を絡めての3日間があてられ、今年は10月12〜14日で組まれていました。 が、大型台風19号の到来でスケジュールは急遽変更を余儀なくされる事態に! 東京が直撃を受けた12日、会場となる昭和記念公園では休園の措置がとられ、制…
昨日は久しぶりのお稽古となるTさんにマッス※の練習をして頂きました。(※マッスとは塊としての造形表現で、草月では作品を構成する重要な要素の一つと考えられています。) 花材はフウセントウワタ、赤のダリア、クロトンの3種が用意されていましたが、ご覧…
昨日のお稽古はSさんお一人でした。ということでテーブルを広々と使って複数花器の練習です。 Sさん:雲竜柳、ダリア、クロトン 柳を大胆に左に流した構成なので、2つの花器をどのように配置するのが一番効果的なのかをSさんと二人で試行錯誤。前後左右に近…
日本橋高島屋にて175流派が参加する花展・通称「いけ芸」が催されています。(2019年10月1〜8日) 第52回日本いけばな芸術展 | 公益財団法人日本いけばな芸術協会 左:小原流 小原宏貴家元 中央:草月流 勅使河原茜家元 右:池坊合作 1期と4期にお邪魔しまし…
昭和記念公園は165.3ヘクタールの敷地を誇る広大な公園です。そのバックヤードには公園整備で出た廃材木が山積みにされ、順次リサイクルされるのを待っています。 国営昭和記念公園 - Wikipedia 野外展ではこのバックヤードの中から作品製作に必要な分だけ自…
私のいけ花の師匠、尾中千草先生は令和元年9月で御年105才になられました。 私自身はしばらくお目にかかっていませんが、姉弟子たちの話による今現在もお元気で稽古をつけて下さっているとのことです。 尾中先生は草月を創流した勅使河原蒼風初代家元の愛弟…
「秋」はいけばなの幅が一段と広がる季節ではないでしょうか。 七草ばかりではありません。色づいた葉の風情が何とも言えない紅葉の枝や、実をつけ重そうにたわむ枝、コスモス(秋桜)やケイトウの花など、秋らしい花材が豊富です。 中でも「実もの」には秋…
今回はTさん、Sさんの作品をご紹介します。 Tさんには上からの目線を意識した作品にトライして頂くため、日頃のお稽古よりも一段低い台の上でいけて頂きました。水の見せ方がとても効果的ですね。 Tさん:ユーカリ、アンスリウム、弁慶草 一方、Sさんには赤…
先週は2回の自宅教室稽古がありましたので、その様子をご紹介します。 まず、9日はMさんとUさんのお二人です。淡いピンクが上品なデンファレとハツユキソウ、そしてオマケにシラカシを使い、横長の構成でいけて頂きました。 左右、上下のバランスを考えなが…
今日は急遽一種いけのお稽古です。 というのが、たまたま近所で庭木の選定作業に出くわし、立派な枝が目に留まったので思わず「頂けませんか?」とおねだり。気の良い職人さんは「全部持ってって良いよ!」と冗談交じりに快諾してくれたので、早速お稽古に有…
「お袋の味」と言えば肉じゃがのイメージがありますが、家庭で一番出番の多いメニューはカレーではないでしょうか? "お家カレー" はレストランや食堂、専門店で食べるカレーとはまた違った美味しさがあり、捨てがたいものです。 昔、日本に住むバングラデシ…