花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

お正月花

2021年も残り3日・・・。いまだコロナの脅威を隣におきながらの生活が続き、本当の意味での"日常"を取り戻すまでにはもうしばらく時間がかかりそうですね。 それでも"with コロナ"が定着してきたのか、「水のないいけばな展」「創造の空間展」「草月東京西支…

昨日のお稽古:25 Dec 2021

クリスマスの昨日、Hさんがお稽古にいらっしゃいました。投入はなんと10ヶ月ぶりというブランクがありましたが、良い復習になったようです。 Hさん:コオリヤナギ、カーネーション、ルスカス、スターチス 今回は三方正面の応用花型なので、主枝はもとよりで…

クリスマスと言えば "ホットワイン"

冬のヨーロッパ旅行の思い出の一つにクリスマスマーケットがあります。日本で言うなら酉の市と少し雰囲気が似ているかも知れませんね。大きなマグカップになみなみと注がれたホットワインで身体を温めながら、屋台を一つ一つ巡るというのは観光客にも十分楽…

Arita × Sogetsu

草月いけばな展の興奮冷めやらぬ中・・・、有田焼窯元と草月流華道家との新たな試み "Arita x Sogetsu" が草月会館2階談話室で開催されました(2021年12月14-18日)。 Arita(原田耕三郎) x Sogetsu ※写真は「花制作 x 器制作 x 器デザイン」の順に記載 橋…

今日のお稽古:16 Dec 2021

(恐らくは?)今年最後のお稽古はSさんです。時節柄、クリスマス花をいけて頂きました。 花材を見て第一声は「うーん、難しい・・・」でしたが、赤いドーナツ型のこの花器が決まってからは迷いなくササっとおいけになりました、笑。 確かにこの花器に白塗り…

「座・草月」パフォーマンス

いけばなパフォーマンスユニット「座・草月」が"暮の御挨拶"と題して草月アトリエでダイナミックなパフォーマンスを披露しました。 草月アトリエ | いけばな草月流 プロローグでは厳かな儀式を思わせる作法で火消しの"まとい"を模した竿飾りが仕立てられ、会…

第102回 草月展:9期

長期にわたった2021年の「草月いけばな展」もいよいよ最終期です。名残を惜しみつつ、9期(12月9・10日)の作品をご紹介します。 杉本青門、丹野霞園 大久保安花、北内翆潤 福島光加(マイストーリー賞)、遠山草素、池田園饗、野澤彩葉 本庄雅香(新人賞)…

第102回 草月展:8期

「草月いけばな展」8期(12月5・6日)はなんと会館のガラス壁を突き抜けて、屋外から展示がスタートしていました!そんなサプライズを楽しみつつ、プラザ、2階談話室と作品を順に拝見して廻りました。 川名哲紀、亀谷美樹、木村修渚、小林青千、斎藤紫陽、先…

第102回 草月展:7期

11月11日からスタートした今年の「草月いけばな展」ですが、1期から5期までは会場に出向いて作品を直に拝見し、ブログでもご紹介させて頂きました。それが・・・非常に残念なことに6期はどうしても時間的に都合がつかず、結局見損なってしまいました。特に注…

秋松講座・研究科 第1回:1 Dec 2021

秋松講座・基礎科はひとまず区切りをつけて、今月から新しく研究科がスタートしました。初回は季節柄、クリスマス・お正月を演出する竹作品の制作です。 1人分の素材は長さ2メートルほどの丸竹が2本で、"花器"としての用途にとらわれず自由な発想で作品(オ…