花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

先週のお稽古:17、19 Apr 2024

先週、久しぶりにI さんがお稽古にいらっしゃいました。

いつものように花型を黙々と、丁寧に確認しながらおいけになった盛花作品がこちらです。

季節感のある花木(かぼく)というのは実に魅力的ですが、花の"色”という主張が加わる分だけ難しさもあります。特に今回のツツジのように鮮やかな色の場合には、作品全体のバランスを考えながら構成しなくてはいけません。

白の水盤を選んだのは正解でしたね。とても品の良い秀作だと思います。

I さん:ツツジ、カラー、タマシダ

 

続いてTさんですが、"花もの"だけで作品を構成する練習をしていただきました。こちらも花木と同様に、色の配分(どの位置にどの色を、どのくらいのボリュームで配置するか)に神経を使う必要があります。

真っ赤なガーベラに水色のデルフィニウム、紫のアリウムという若干微妙な取り合わせでしたが、素敵な作品に仕上げましたね。甘すぎない、大人の可愛らしさを感じます。ガーベラの表情がツンデレ気味で最高です、笑!

Tさん:ガーベラ、丹頂アリウム、デルフィニウム