花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「創造の空間2021 TOKYO」展:3期

当初5月26日からスタートする予定だった「創造の空間2021 TOKYO」展ですが、新型コロナ感染防止措置により直前になって会期の変更を余儀なくされ、出品者の皆さんはもちろんのこと企画運営に携わるスタッフの方々も胃の縮む思いをされたことでしょう。 紆余…

今週のお稽古:28、29 Jul 2021

7月を締め括るお稽古はIさん、Sさん、Tさんです。 まずIさんの投げ入れは第六応用平真型。「平真型」というだけあってこれまでの立真型・傾真型よりもグッと真を寝かせたアレンジになります。さらに下方に垂らして変化をつけるれば「垂真型」です。いずれも…

秋松講座 第8回:14 Jul 2021

半年ぶりの開講となった秋松教室は、皆が楽しみにしていた竹籠作りです。 今回は160センチ長さの36割竹を使い、およそ直径40センチほどの籠を作りました(写真左)。 最初に12本の割竹で籠の底の部分を編んでいくのですが、亀甲模様に編み込む手順がなかなか…

「創造の空間2021 TOKYO」展:6期

「創造の空間2021 TOKYO」展:6期(7月21-23日)もまたユニークな作品揃いで、楽しませて頂きました。 オンラインで鑑賞する【関東会場】家元継承20周年記念 草月いけばな展「創造の空間 2021 TOKYO」 | いけばな草月流 海老原綾霞、小野光嘉・菊地彩花 狩野…

「新いけばな主義」展はやっぱり新しかった!

第3回となる「新いけばな主義」展(7月14-18日)にお邪魔してきました。 今回一緒に会場を訪れたのは学生時代の友人で、いけばな未経験者です。そんな彼女が"いけばな"と聞いて恐らく連想するであろう作品イメージとは大分趣の違う展示内容だったろうと思い…

「創造の空間2021 TOKYO」展:5期

「創造の空間2021 TOKYO」展の5期(7月14-16日)では塚本草昌先生が所謂 "お迎え花"となる花席を担当され、西支部展に引き続き今回も助手をさせて頂きました。 塚本草昌:タイサンボク、ドウダンツツジ、しだれ柳 四角、三角、丸の水盤を組み合わせたところ…

草月東京西支部展を振り返って

7月9〜11日 国営昭和記念公園「花みどり文化センター」にて開催された草月東京西支部展は期待を裏切ることなくとても素晴らしい内容でした。 中でも同支部第10期支部長を務められた塚本草昌先生の作品は制作の助手をさせて頂いたこともあって特に思い入れが…

「創造の空間2021 TOKYO」展:4期

今日から「創造の空間2021 TOKYO」展の4期が始まりました。 いきなり愚痴を言うのもなんですが、開場が水・木・金と平日のみで、しかも5時終了(入場は4時半まで)というのは勤め人には余りにも酷な設定です。もちろん時節柄、やむを得ない措置と理解してい…

今日のお稽古:6 Jul 2021

新盆の習慣が一般的な東京ではそろそろお盆の支度が始まる頃ですね。 唐突に何の話かと思われるでしょうが、今日のIさんの花材、何となく手を合わせたくなるような雰囲気ではありませんか?笑。 恐らくピンクのクルクマが仏様の花 "蓮"に似ているせいでしょ…

第3回「新いけばな主義」展

現在、草月会館・草月WESTで「創造の空間」展が開催中ですが、来週 7月14日(水)〜18日(日)神奈川県民ホールギャラリー(横浜)では第3回となる「新いけばな主義」展が開かれます。 流派を超えた26名の現代いけばな作家によるインスタレーション作品が展…

「創造の空間2021 TOKYO」展:2期

延期になっていた「創造の空間2021 TOKYO」展がついにスタートしました。 前回の「水のないいけばな展」とは見せ方を変え、石庭 "天国"(イサム・ノグチ)、2階談話室を贅沢に使って大作・力作が並び壮観です。 イサム・ノグチ 発見の道|東京都美術館 (8月2…