半年ぶりの開講となった秋松教室は、皆が楽しみにしていた竹籠作りです。
今回は160センチ長さの36割竹を使い、およそ直径40センチほどの籠を作りました(写真左)。
最初に12本の割竹で籠の底の部分を編んでいくのですが、亀甲模様に編み込む手順がなかなかに複雑でてこづりました。結局、先生の号令に合わせて全員で同じ動作を真似しながら編み進めていくということになり、側から見るとお遊戯のお稽古でもしているようなちょっと面白い光景だったかもしれません。
底が出来たら今度は割竹を1本ずつ足しながら籠の立ち上がり部分を編んで形を整えていきます。日用品と違い、規則正しい網目で表面を滑らかに仕上げる必要はなく、むしろ所々不細工なところがあるのが"アジ"というのかデザインになるので、好きなようにランダムに編み上げていきます。この作業の間はカニを食べる時のように皆無心で手を動かしていました、笑。
ということで、初挑戦の竹籠作りでしたがなんとか1日の講座で仕上げることができました、嬉!!
帰宅後、難関だった底編みの復習がてら、持ち帰った割竹をさらに半分のサイズにカットしてミニ籠作りに挑戦、それなりに?形になったので、ガラスの花瓶をおとしにしてオクラレルカ、タイサンボク、ガマをいけてみました。
この次は教室で制作した40センチの竹籠に花をいけたいと思います。