7月最初のお稽古はS.E.さんとT.M.さんのお二人です。今回は共に「同じ形を繰り返す」というテーマに挑戦していただきました。折ったり、丸めたり、割いたり・・・と細工を施して、植物の様々な表情と可能性を楽しんでいただきます。
まずはS.E.さんの作品です。こちらは「丸める」を繰り返し、大小とりどりの渦巻きで構成しています。球体の花器との関連性もバッチリですね。
丸め方を均一にするのではなく、バリエーションをもたせることでメリハリが生まれました。リズミカルで楽しい作品ですね。大いに遊んでいただけたのではないでしょうか。

T.M.さんは葉を鋭角に折って作った「三角形」を組み重ねた構成です。こちらも花器の形状と上手くシンクロさせています。
同じ要領で作ったパーツでも向きによって見え方は変化しますから、その点も踏まえてどう配置するかがポイントです。形を繰り返しているからこそ、一歩間違えると単調になってしまいますので、粗密にもしっかりと気を配って構成したいものです。
三角形が持つシャープさが光る作品に仕上がりました。

植物にこれだけ手を加えるということは、他流では余りないように思います。実際のところ花材の日持はどうしても悪くなりますし、工作が過ぎれば幼稚で陳腐な作品になってしまうリスクもあります。ですから好き嫌い、得意不得意は分かれるところかもしれませんね。
それでも植物の特性を知るのに有効な練習方法であることに間違いはありません。難しく考えず、気楽に手を動かしあれこれと試して、楽しんでいただきたいと思います。




























