花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

秋松講座・研究科 第1回:1 Dec 2021

秋松講座・基礎科はひとまず区切りをつけて、今月から新しく研究科がスタートしました。初回は季節柄、クリスマス・お正月を演出する竹作品の制作です。

 

1人分の素材は長さ2メートルほどの丸竹が2本で、"花器"としての用途にとらわれず自由な発想で作品(オブジェ)に仕上げるというのが今回のお題でした。目玉はその竹に金箔・銀箔を貼るというところ。これを楽しみにしていたのですが、実際にやってみると箔が想像以上にデリケートで、思うところに思うように貼れずかなり苦戦しました、苦笑。

本格的な工芸品であれば漆をのりに使うのでしょうが、今回は木工用ボンドを水で薄めたものを使っています。まずこののりを刷毛で竹に塗り、その上に箔をのせて、さらに上から布で軽く抑えて貼り付けていきます。この時、抑え布を少し捻るように動かすと箔が微妙によれてなんとも言えない洒落た景色になります。このテクニックはまた何かの機会に応用できそうだなと思います!!

 

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Sosyu:竹、金箔、銀箔
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