今年に入って以降、私自身のお稽古は一度も実施されずにいます。2度目の活動休止で先生や先輩方、仲間達にも会えず、寂しい限りです。
その煽りで我が家を飾る花もまた寂しい状況が続いていますが、花材が乏しいなら乏しいなりに、あるものを工夫していけてみるのも面白いものです。
秋松教室で使った木瓜とマンサクでいけてみました。マンサクの花は既に咲き終え、代わりに小判型のかわいい葉が芽吹いています。枝ものの持つ多様な線のニュアンスは書道の味わいに通じるものを感じます。木の構成は色彩が抑えられている分、線がより引き立って動きも出る気がします。
こちらは生徒さんからお裾分けをしてもらったスイートピーと青文字です。僅かな分量ですが、この花器ならば成り立つかな?と思いマッスにしてみました。いかがでしょう?