花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

秋松講座・研究科 第2回:16 Feb、第3回:2 Mar 2022

秋松講座・研究科の2回目は雑木を使っての「マッス」がテーマでした。
まず雑木で骨組みを作り、その表面に孔雀ヒバ、イブキをワイヤーで取り付けマッスに仕上げていくという手順です。

こうして改めて作品を見るとなんだかニワトリか恐竜のようですね、苦笑。この常緑針葉樹の枝葉は想像以上にずっしりと重みがあり、このマッスを支えるには少々足が華奢だったのが反省点です。

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Sosyu:雑木、孔雀ヒバ、イブキ

 

続いて3回目は石膏で「雑木の素材感を変える」に挑戦しました。

こちらもトナカイか鹿のような格好になりました・・・笑。

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雑木、石膏

まず初めに少し太めの雑木の両端を鉈を使って削り形を整えます。これが結構な重労働で、筋肉痛覚悟の作業でした。次に仕上がった雑木をビス留めで組み立てオブジェを作ります。その上に水で溶いた石膏を刷毛でまんべんなく塗りつけていきます。木肌が見えなくなるまで重ね塗りを繰り返すとオブジェの雰囲気が一変し、予想外の面白さが発見できたりします。そこが醍醐味なのでしょうね。

 

いずれも普段のお稽古ではなかなか味わえない有意義な体験でした!