花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

「座・草月」パフォーマンス

いけばなパフォーマンスユニット「座・草月」が"暮の御挨拶"と題して草月アトリエでダイナミックなパフォーマンスを披露しました。

草月アトリエ | いけばな草月流

 

プロローグでは厳かな儀式を思わせる作法で火消しの"まとい"を模した竿飾りが仕立てられ、会場の空気を浄めます。

 

ギターとドラムの演奏が始まると、大きな格子状の金属パーツが運び込まれ、手際良く組み立てられます。船の姿が浮かび上がった次の瞬間、大きな火花を噴き上げる圧巻のパフォーマンス! これには大きな拍手が送られました。

威勢の良い掛け声に合わせての竹割りに続き、苔梅に松、イブキ、椿、イイギリ、百合、オンシジュームが次々にいけ込まれます。人の背丈ほどありそうな立派な樹々が軽々と流れるような動きで収められていく様は見事という他ありません。そうして出来上がったの船は最高に贅沢な宝船!

今度は流木が出てきて、高く荒々しく積み上げられました。これは正に波立つ大海の光景です。ラストは天井から竹の扇が開きました。

 

天から差す陽の光の中、宝船はいざ出航です!!

本当に素晴らしいパフォーマンスでした。

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