花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

先週のお稽古:9, 12 Sep 2019

先週は2回の自宅教室稽古がありましたので、その様子をご紹介します。

 

まず、9日はMさんとUさんのお二人です。淡いピンクが上品なデンファレハツユキソウ、そしてオマケにシラカシを使い、横長の構成でいけて頂きました。

左右、上下のバランスを考えながら、尚且つ狙った表情を見せていける(留める)ことは容易ではありません。お二人とも少々苦戦されたようですが、その甲斐ある出来上がりではないでしょうか?

f:id:Sosyu:20190910154340j:plain
f:id:Sosyu:20190910155021j:plain
左 Mさん、右 Uさん:デンファレハツユキソウシラカシ

そして12日はS.E.さんとOさんです。翌日がお月見ということで、お花屋さんが秋のまぜざしの趣向で手配してくれました。その写真がこちらです。

f:id:Sosyu:20190916224346j:plain
f:id:Sosyu:20190916224316j:plain
左 S.Eさん、右 Oさん:ススキ、雪柳、リンドウ2色、ワレモコウ、鶏頭、姫ヒマワリ

ちなみに秋の七草は、萩・ススキ・桔梗・ナデシコオミナエシ・フジバカマ・葛の7種で、例えば「ハスキーなお袋」と覚えることができます。

今回はこのうちのススキしか花材に含まれてはいませんが、これが入るとグッと秋らしい風情がでますね。

写真ではわかりにくいのですが、S.E.さんの作品はコンパクトな仕上がりで、それに対してOさんはダイナミックな作品になりました。サイズの点ではかなり対照的な2作ですが、それぞれの持ち味が出た良い作品だと思います。