花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

昨日のお稽古:10 Sep 2020

昨日は久しぶりに自由型のお稽古です。

Tさんには株分けの構成を、Sさんには季節感を出していけて頂きました。

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左 Tさん、右 Sさん:リンドウ、ワレモコウ、フウセントウワタ、ヒメヒマワリ

まずTさんの作品ですが、なかなか洒落ています。2つの株にそれぞれ違う花材を用いて、互いの色調・ボリュームのコントラストが絶妙に思います。特にワレモコウの使い方が良いですね。

Sさんの方は本当に秋らしい、ホッと癒されるような作品です。今回は花材が4種ですから「まぜざし」という訳ではありませんが、色をバランスよく配し、品良くまとめています。(※草月では5種以上の花材を使っていけることをまぜざしとしています。)

籠とリンドウが濃い色目で重くなりがちなところを、フウセントウワタの明るさとワレモコウの軽やかさで上手く調子を整えています。

例えば、ここにあと1種加えるとしたらどうでしょう?赤のケイトウやピンクのコスモスなど暖色系の花を合わせてみたいですね。