9月に入りましたが、相変わらずの日差しに汗が止まりません。かと思えば台風の影響もあり激しい雨風に見舞われ散々なことになったり・・・。
コロナのせいばかりでなく天気がこんな具合では出歩くのも気が重いところですが、HさんとIさんは熱心に通ってくれています。
Hさんは青々と葉を広げた木苺をダイナミックに使い、そこに蕾の百合を合わせて生命力溢れる作品に仕上げています。暑い夏の余韻がまだ残っているようですね。
一方、Iさんは石化柳のユニークな姿を生かし、シンプルにまとめています。オレンジ色のケイトウとの相性も良く、こちらは秋の風情と言ったところでしょうか。
2作とも同じ応用花型のバリエーションですが、花材の持つ雰囲気がそのまま作品に反映されていて、それぞれの趣があり楽しいですね。
お二人に季節の変わり目を堪能させていただきました。