花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

第101回草月いけばな展

第101回草月いけばな展が始まりました。

日本橋高島屋から処を変え、表参道・スパイラルと赤坂・草月会館2ヶ所での開催です(両会場とも入場無料)。

「美しいだけじゃ困るんだ」「昨日から学び 今日のためにいけ 明日の表現を求めよ」 | いけばな草月流

 

今回出展を見送った私はただただ作品を楽しんで観賞する側なので気楽ですが、出品者にとっては気力・体力ともにこの一週間が一番の踏ん張りどころでしょう。

いけ込みはもちろんのこと、会期中も花材の傷みなど作品の変化に気を配る必要がありますし、朝夕にはメンテナンスが欠かせません。また来客の応対などもありますから、ほんの2、3日のこととは言え、気を張っていなければとても乗り切れません。

もっとも、その緊張感がクセになる?という部分がない訳でもありませんが・・・。

年に一度、全国から草月人が集まり自慢の新作を発表する草月展は「晴れの舞台」であり、ある種のお祭りとも言えます。

草月流を嗜む人も他流派の人も、そもそもいけばなに縁のない人も、日本人も外国の方も。一人でも多くの方に会場に足を運んで頂き、一緒にこの草月祭りを楽しんで頂きたいと思います。