花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

野外展2019:材料集め

昭和記念公園は165.3ヘクタールの敷地を誇る広大な公園です。そのバックヤードには公園整備で出た廃材木が山積みにされ、順次リサイクルされるのを待っています。

国営昭和記念公園 - Wikipedia

野外展ではこのバックヤードの中から作品製作に必要な分だけ自由に使うことができるのですが、雑木の山から欲しいサイズの枝を探し出し、それを引っ張り抜いて各グループ指定のスペースまで運ぶのは決して楽な作業ではありません。まして雨で地面がぬかるんでいたり、雑木が水を含んで重みを増していれば更に重労働になりますし、ヤブ蚊や蜂も警戒しなくてはいけませんから、なかなかにハードです。

材料費が "タダ" ということは、やはりそれなりの代償が必要ということですね・苦笑。

 

さて、この廃材木はその種類も量もその年によってまちまちです。樹木の成長具合や天候によっても状況が変わるからです。

何と言っても材料あっての作品ですから、例えば雑木の山がこじんまりとしている(不作の?)年などは、材料収集の現場は自ずとピリピリムードになります。

各グループがバーゲン会場よろしく争奪戦の様相で挑む訳です(早い者勝ちですから!)。この「バックヤードの陣」での戦利品いかんで作品の良し悪しが左右される???と言えなくもありませんからね。

 

果たして今年のバックヤードではどんなドラマが展開されるのでしょうか!!

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