花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

一昨日のお稽古:31 May 2023

5月最後のお稽古は体験レッスンのT.M.さん、コロナ後3年ぶりにお稽古再開となったS.E.さんとU.N.さんのお三方です。

前回に引き続き今回も基本の盛花をいけていただきました。

 

まずは体験レッスン2回目のT.M.さんの作品です。

T.M.さん:ツルソケイ、カンパニュラ

2作目とは思えない、しっかりと構成された作品です。ソケイもカンパニュラもボリュームのある素材なので、その点は少し手こずられたかもしれませんが、まずは主枝の真・副・控を正確にいけることが第一目標です。文句なく目標達成ですね!

 

続いてS.E.さんの作品です。今回のセイヨウマユミはかなり癖の強い枝振りで、どの線を真・副にとるかが難しかったのではないかと思いますが、上手くさばきましたね。白い水盤に白い肌の枝がとても良い感じですし、控の花の表情も絶妙です。

S.E.さん:セイヨウマユミ、カンパニュラ

 

U.N.さんもマユミでいけていただきました。こちらも手強い花材でよくここまで仕上げました。カンパニュラの色づく前の蕾がちょうど良いアクセントになっていて、作品が引き締まりましたね。

U.N.さん:セイヨウマユミ、カンパニュラ

 

カンパニュラは斜めに挿すとどうしても花が下を向きがちです。剣山に挿す前に枝をゆっくりと回転させて、一番良い表情になるところを見つける作業が大切です。

 

皆さん、この調子で頑張ってください!