ゴールデンウィークと言っても特に予定もなく、家でのんびり過ごすつもりだったのですが、たまたま根津美術館の見事なカキツバタをInstagramで見つけて、今ならまだギリギリ見頃に間に合うかな?と急遽出かけてきました。
4月13日から開催中の特別展「国宝・燕子花図屏風 〜デザインの日本美術」では、尾形光琳の国宝屏風が目玉作品として展示されているのですが、今回は屏風に収まる燕子花よりも、館ご自慢の庭園を一面紫に染めるカキツバタの方がお目当てです。(もちろん、国宝もしっかりと目に焼き付けてきました、笑)
色とりどりの花菖蒲が咲く庭には比較的馴染みがありますが、カキツバタだけ(しかも紫一色!)というのは余り記憶にありません。その分だけインパクトがあります。
学生の頃から直ぐ近くまでは行くもののなぜか縁がなかった根津美術館を初訪問です。
建築家 隈研吾氏による建物は和を感じさせながらもシンプルモダンで、スタイリッシュ。かなりの人出で混雑していたため、カフェやショップには立ち寄らずに帰ってきましたが、もう少しゆったりと回れたなら、何時間でも居られそうな居心地の良さを感じました。
来館者の半数以上が海外からの観光客ではないかしら?と思われるほど、すれ違い様に聞こえてくる言葉はインターナショナル! 桜の見頃は逃しても、季節ごとにつつじや牡丹、カキツバタ・花菖蒲、バラに紫陽花・・・と美しい花の名所はたくさんありますからね。ぜひ東京での滞在を楽しんで頂きたいものです。
余談ですが、"根津”つながりで言うと、文京区の根津神社はつつじが有名で、4月30日まで「つつじまつり」が開催されていました。
”紫”つながりならば、亀戸天神社の藤も有名ですね。こちらも残念ながら「藤まつり」は4月30日で終了しています。
来年は計画的に足を運んでみましょうかね?