花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

一昨日のお稽古:4 Jun 2023

6月に入りました。2023年もあと数週間で折り返しですね・・・。時間の流れがこうも早く感じるというのはやはり老化現象なんでしょうか、苦笑。

 

さて、気を取り直して自宅教室 S.I.さんの作品をご紹介しましょう!

今回は自由花です。特にテーマなどは設けず、正真正銘"自由"に楽しんでいけていただきました。

S.I.さん:ツルソケイ、ヒマワリ、デルフィニウム

トルコブルーの花器にヒマワリの黄色が鮮やかですね。反対色の組み合わせが効果的ですし、デルフィニウムも上手に配置しています。何より、笑顔でいけていらっしゃる様子が作品から伝わってきます。見ているこちらまで元気になります!

 

草月の「花型法」は型の習得が目的というより、思いのままに花をいけるための基礎づくりといえます。つまり、"私の花"をいけることが究極的な目標です。

そうであっても、テキスト学習者にいきなり「自由にいけてください」と言っても、何をどうしたら良いのか途方に暮れてしまうかもしれませんね。

大丈夫!この際、これまで学んだ「花型法」は一旦頭の中から追い出して、まっさらの気持ちで花材を手にしてみてください。きっと花がアイデアをくれるはずです。難しく考えず、シンプルに楽しんでみましょう。