花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

昨日のお稽古:13 Oct 2022

9月はお休みとさせて頂いたT教室、SさんとTさんは2ヶ月ぶりのお稽古になります。

更に更に、しばらくお稽古から離れていらしたT.Y.さんは2年半ぶりに参加して下さいました。

 

先ずはそのT.Y.さんの作品からご紹介しましょう。

T.Y.さん:ローゼルマリーゴールド、キキョウラン

久しぶりだから・・・と少し緊張されていたようようですが、全くブランクを感じさせない作品です。テキストで基本型の復習をしてからバリエーションの応用花型をいけて頂きましたが、要領がしっかりと身に付いているようで、危なげない手の運びでした。

最後に”楽しかった"のご感想を頂けたことが、私としても何よりです。

是非またいけばなを再開して頂きたいと思います!!お待ちしています。

 

次に、そろそろベテランの域に入ったSさんの作品です。

Sさん:ローゼルマリーゴールド、キキョウラン

色の配分がとてもお上手です。光沢のある赤い花器と、扇状に広がった緑のキキョウラン、中央を引き締める黄色のマリーゴールド、更にローゼルの赤紫がアクセントになっています。

少し上から見るアングル(写真右)もまた良いですね。

いつもいけて頂いているテーブルが縦長のせいもあって、前後に大きく展開する作品がお得なような・・・。次回は目先を変えて、テーブルを横長にセットしていけてみられると新しい発見があるかもしれませんね。楽しみにしています。

 

最後にTさんの投入作品です。

ローゼルの姿がなんとも雰囲気があり素敵です。マリーゴールドの葉も上手く使っていらっしゃいますし、黄色の丸い花がとても愛らしく、良い作品だと思います。

通常「真・副・控」の3本の主枝で構成するところ、今回の花型では「真・控」の2本のみで仕上げます。真に緊張感を持たせることが重要で、と同時に空間が間伸びしないように注意することも必要です。シンプルなようでいて、実は難易度の高い花型と言えるかもしれません。

Tさん:ローゼルマリーゴールド

 

皆さま、お疲れ様でした。