花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

今週のお稽古:30 Sat Oct、5 Fri Nov

久しぶりにHさんがお稽古にいらっしゃいました。

8ヶ月のブランクがありましたので、まずは盛花で肩慣らしをして頂きました。

写真左は「真」と「控」の2本の主枝で構成する応用花型の傾真型。右は別名「株分け」と呼ばれる花型で、同じく傾真型です。立真型に比べて傾真型は流れるような優美さを感じますね。久しぶりとは思えない素敵な作品になりました、お疲れさま!

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Hさん:雲竜柳、ストック

 

そしてもうお一方はIさんで、こちらは三方正面の投げ入れです。

この花型は控が正面に配されるため、写真で見ると遠近感がつかみにくくなってしまいます。ですからテキストの作例写真に似せていけようとし過ぎると、かえって難しくなってしまいます。作例はあくまでも参考程度にとどめ、実際に手にしている花材との語らいを大切にしましょう。

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Iさん:ニシキギカーネーション、カンガルーポー