久しぶりにHさんがお稽古にいらっしゃいました。
8ヶ月のブランクがありましたので、まずは盛花で肩慣らしをして頂きました。
写真左は「真」と「控」の2本の主枝で構成する応用花型の傾真型。右は別名「株分け」と呼ばれる花型で、同じく傾真型です。立真型に比べて傾真型は流れるような優美さを感じますね。久しぶりとは思えない素敵な作品になりました、お疲れさま!
そしてもうお一方はIさんで、こちらは三方正面の投げ入れです。
この花型は控が正面に配されるため、写真で見ると遠近感がつかみにくくなってしまいます。ですからテキストの作例写真に似せていけようとし過ぎると、かえって難しくなってしまいます。作例はあくまでも参考程度にとどめ、実際に手にしている花材との語らいを大切にしましょう。