花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

昨日のお稽古:12 Nov 2020

昨日のお稽古はSさんとTさんのお二人です。

Sさんにはマッスを、Tさんには投入をいけて頂きました。今回の花材はケイトウユーカリヒペリカムです。ケイトウはみずみずしい葉がたっぷりとついていて、Tさん曰く「美味しそう」と・・・。確かにおひたしにして頂いたら良い箸休めになりそうです、笑。

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左 Sさん:ケイトウヒペリカム  右 Tさん:ユーカリケイトウ

Sさんはそのケイトウの葉を工夫してマッスに仕上げています。2つに折れ曲がった個性的な花器の黄色に緑と赤の塊が印象的です。ヒペリカムの点々模様で更にグロテスク度が増し、私は好きです!

Tさんは前回盛花で練習した花型を投入でお稽古です。ケイトウの茎が指の太さほどもあって苦労なさったようですが、上手くまとめましたね。今回のようにボリュームのある花材の場合には、脇枝や葉を丁寧に整理することが大切になってきます。難しい作業ですが、作品を見る目を養う良いトレーニングになりますので、失敗を恐れずに鋏を入れて欲しいと思います。