花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

今日のお稽古:11 Jun 2022

先週末に続き今日もS.I.さんがいらっしゃいました。

今回は少し気分を変えて自由花にチャレンジです! お題は「縦長の構成」。

S.I.さん:トルコキキョウ、ソケイ、ニューサイラン

ニューサイランをスッと背高く伸びやかに立て、輪にした細工もアクセントになっています。何より、トルコキキョウの位置がとても良いですね。紫を上下に離して配したのが「縦長の構成」によく合っていると思います。

 

基本型では主に水盤や円筒形の花器などシンプルなものを使って練習しますが、自由型になると様々な形の花器に挑戦することになります。花器の特徴を見極めて、それぞれに適したいけ方を模索することも大事な勉強です。

今回お使いになったような脚付きで少し深さのある花器の場合は、作品の足元がスッキリと見えるように心がけると良いでしょう。枝の挿し口をどこにすれば引き締まって見えるか・・・。時々作品から一歩下がって、確認しながら作業を進めてみて下さい。