花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

始まりました、花のプレリュード

草月会館2階談話室にて開催中の草月いけばな展「花のプレリュード」。
今回は塚本草昌先生の助手として裏方参加です。

 

本草昌:アジサイ、テッセン、ガマ、海藻、晒しツゲ

 

トルコブルーの爽やかな花器に合わせるのは、ブルーと白、2色のアジサイとテッセン、ガマ、そして海藻と晒しツゲです。

いけ込みの時、置き場に困る程それはそれは立派なアジサイが届いていて、さて、塚本先生はこれをいかに料理されるのか・・・と。このワクワクは助手の特権ですね、笑。
まず象牙色の晒しツゲを花器の上に組み合わせて土台を作り、そこにアジサイを順に挿して表情をつけていきます。さらにその上に海藻を扇のように広げると、なんともゴージャス!! 仕上げにガマを立てて高さを出し、アクセントになさいました。
初日はテッセンを入れずに済まされましたが、二日目は数本足して軽やかさをプラス、動きが加わりました。

塚本先生らしい、洗練された中にも遊び心のある素敵な作品です。

 

花展は1期、2期が終わり残り4期。会場の様子はまた改めてご紹介したいと思いますが、是非会館に足を運んで実物を堪能して頂きたいと思います。

 

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