7月最初のお稽古は自宅教室S.I.さんです。
お花屋さんの手違いで自由花型用の花材が届きましたが、ルリタマアザミが立派なので予定通り基本のお稽古をして頂きました。
真と副がLの字型に展開する応用花型です。
蕾のたくさんついたアザミは頭が重く、副を75度にいけるのには少しばかり苦戦されたようです。剣山に挿し直しを繰り返すと枝の切り口が弱くなり、終いには剣山が全く効かなくなってしまいます。なので(柔らかい草・花ものの場合は特に)できるだけ一回で留めることを心がけたいところです。
S.I.さんに限らず生徒さんの盛花を拝見すると、どうも剣山への刺し具合が浅い傾向がありますが、それでは重心が不安定な枝は留まりません。
茎を両手でしっかりと握り、切り口が剣山の底に当たるまでグッと押し込む要領で留めましょう。(枝ものの場合はそこから更に枝を押し倒し、皮目に針が刺さるようにして固定します。)
従枝のヒマワリ、ルリタマアザミ、ゴッドはとてもバランス良く、表情豊かに入りましたね。大変よくできました(花丸)!!
今日は暑い中、お疲れ様でした。