花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

世界のIKEBANA

 

このブログを始めて、フェイスブックにもリンクを貼るようにするとインド、ロシア、中国、オーストラリアなどなど世界中のいけばな愛好家(草月に限らず)からコンタクトが増えるようになりました。

想像以上にいけばなに関心を持ってくれている海外の方が多いことに驚かされます。

そして何より彼らのFB投稿作品を見てみると、使われている花材は日本のいけばなでおなじみにものとは一味も二味も異なり色鮮やかでダイナミックな植物が多く、実に興味をそそられます。

当然のことながら文化的なバックグラウンドの違い、美意識に違いも作品に反映されている訳で、いけばなは今や "IKEBANA" という新しいジャンルを生み出しつつあるのかも?とさえ思えてきます。

 

四季のある日本ならではの繊細で情緒的な花材を用いて侘び寂びを表現することをそのまま海外に求めても無理があるでしょう。 南国ならば南国の、寒冷地ならば寒冷地の植物を花材にして、多様ないけばなを楽しんでもらえたならば素敵なことだと思います。 そして今度は "IKEBANA" から日本の私たちの方も刺激を受けて、ますます面白い化学反応が起こるに違いありません。