花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

昨日のお稽古:30 May 2019

昨日のお稽古にはお二人が参加してくれました。

その様子をご紹介したいと思います!

 

花材はカンパニュラ、ニューサイラン、カスミソウです。初夏らしく爽やかで可愛らしい取り合わせですね。

 

ということで、Sさんには幼い姪御さんのお誕生日をお祝いして・・・というテーマでチャレンジして頂きました。

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いかがですか?

例えば食卓に飾るのならば、このように高さを抑えた構成が好ましいでしょう。

着席をした状態でテーブル越しに向かいの方のお顔や所作が隠れず、会話を妨げないことがポイントです。この作品ならばパーティーを素敵に演出してくれますね!

ニューサイランの動きも軽やかで良いと思います。

 

もうお一方、Tさんには複数の花器を使っていけて頂きました。

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すっきりとしたモダンな作品です。2つの花器の間合いも緊張感があり良いと思います。

 

同じ花材でも、いけ手によって作品の雰囲気が異なりますね。草月流の創始者である勅使河原蒼風先生は「いけたら花は人になる」と仰っておられますが、本当にそう思います。