花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

一昨日のお稽古:12 Oct 2023

T教室、T.Y.さんのお稽古です。

盛花では既に学習済みの三方正面の花型を、今回は投入で再現して頂きました。

 

T.Y.さん:サンゴミズキ、リンドウ、ドラセナゴッド

 

赤いサンゴミズキ、ブルーのリンドウ、黄緑のゴッドという取り合わせはなかなか見栄えがするものですね。(信号機カラー?!笑) 正面、左右の三方から美しく見えることがこの花型の目指すところですが、三色がバランス良く互いを引き立て合っています。

また、サンゴミズキが伸びやかで素敵な曲線になりました。緩やかなS字カーブですが、この曲線があるのとないのとでは大違いです。

矯めを施すと、表情が豊かになるだけでなく、何よりS字を描いた枝先が花器に深く挿さってしっかりと留まりますから、その後の仕事が格段に楽になります。

どのポイントをどんな角度で矯めるのが最も効果的なのか、数をこなすうちに手が丁度良い加減を覚えてくれるはずです。失敗しても"めげず、焦らず、根気良く!"で挑戦してみてくださいね。