花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

木瓜をいけ替えて・・・

新年の花に鉄炮百合と木瓜を選びましたが、百合がいよいよいけなくなりましたので、変わらず元気な木瓜をメインにしていけ替えることにしました。

 

Sosyu:木瓜、柳

 

木瓜の枝振りには独特の調子があり、とても面白いものです。その暴れた枝の線をさらに矯めることで強弱をつけ、ニュアンスを出す作業は花をいけるというより、筆で文字を書いているような感覚になります。実際、いけ上がった木瓜には筆の勢いのようなものを感じませんか?

子供の頃に"習字"の経験はあるものの、本格的な書道の嗜みはないので素人の考えではありますが、木瓜に向かうときは書の迫力を意識して、リズミカルに、且つメリハリを効かせることを心がけながらいけています。

うーん、でもせっかく咲いた花を間引くのが忍びなく、ちょっとツメが甘かったでしょうかね・・・笑。