花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

昨日のお稽古:23 Dec 2022

自宅教室 Iさんのお稽古納めはクリスマス花で。

Iさん:金柳、アンスリウム、スプレーカーネーション、アスパラガス

お好きな花型を・・・ということで、Iさんが選んだのは株分けの盛花です。

途中ちょっと苦戦されましたが、最後は納得のいく仕上がりになり、気持ちよくお稽古を納められました。今年一年、お疲れ様でした!

 


ここでクリスマスカラーについて復習をしてみましょう。

赤:キリストの血、愛(ポインセチア、サンキライ、バラ、カーネーション

緑:永遠(常緑樹:クジャクヒバ、ヒムロスギ、ユーカリ

白:純潔、純粋(漂白素材、ユリ、コットンフラワー、カスミソウ)

金:高貴、豊かさ(着色素材、オーナメント)

 

実際、これらの色が組み合わさると条件反射でクリスマス気分になりますよね、笑。

 

余談ですが、カーネーションについても一言。

日本では母の日に送られるメモリアルな花でもありますし、色のバリエーションが豊富なので花束にも使われる非常にポピュラーな花です。

ところが大学時代にご指導を頂いたフランス人の先生がおっしゃるには、あちらではカーネーションは弔事に使われる花なので、手土産に花束を持参する時には避けるようにとのこと。確に調べてみると白いカーネーション聖母マリアの涙から生まれた花と言われているとあります。

海外(特にキリスト教圏)の方にお花をプレゼントする際には、誤解を招かないよう配慮することも必要ですね。