草月いけばな展・後期(2022年10月22〜24日)も魅力的な作品が盛り沢山です。
まず、入口正面で皆さまをお迎えするのは床上がり、こちらの4作品です。
そして今回も奈良の吉澤星玲先生の助手をさせていただきました。晒し柳とタニワタリのミルフィーユは、大胆さと繊細さの両面を魅せてくれる作品です。いつもの先生の作風と少し趣が違う?という声が聞かれましたが、私にはむしろ”先生らしい!”作品に思えます。
両端でリズミカルに遊ぶ黄色のクラスペディアと赤の唐辛子は、吉澤先生がお得意とするところのチャームポイントですからね・・・。
後期の「新人賞」は、こちらの2作品が選ばれました。カワイイというのか、グロテスクというのか・・・苦笑。それでも近寄って「どうなっているの?」「何でできているの?」と確めずにはいられない作品で、インパクトは十分です。受賞おめでとうございました。
最後に、通期で展示されている川名哲紀先生グループの合作を今一度ご紹介します。前期と後期で見事なお色直しですね。
繰り返しになりますが、今回は3年ぶりの日本橋高島屋開催ということで、出品者だけでなくご来場者の皆さまからも「待っていました!」というオーラがヒシヒシと伝わってきました。充実した6日間であったことを出品者の一人として大変嬉しく思いますし、草月スタッフの皆さまのご尽力にも感謝したいと思います。
有難うございました。そしてお疲れ様でした!