花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

草月いけばな展・後期

草月いけばな展・後期(2022年10月22〜24日)も魅力的な作品が盛り沢山です。

 

まず、入口正面で皆さまをお迎えするのは床上がり、こちらの4作品です。

(左から) 尾髙肇江、山田美堂、吉澤星玲、野中微青

そして今回も奈良の吉澤星玲先生の助手をさせていただきました。晒し柳とタニワタリのミルフィーユは、大胆さと繊細さの両面を魅せてくれる作品です。いつもの先生の作風と少し趣が違う?という声が聞かれましたが、私にはむしろ”先生らしい!”作品に思えます。

両端でリズミカルに遊ぶ黄色のクラスペディアと赤の唐辛子は、吉澤先生がお得意とするところのチャームポイントですからね・・・。

吉澤星玲:晒し柳、着色柳、タニワタリ、クラスペディア、唐辛子、枯れオーガス

 

後期の「新人賞」は、こちらの2作品が選ばれました。カワイイというのか、グロテスクというのか・・・苦笑。それでも近寄って「どうなっているの?」「何でできているの?」と確めずにはいられない作品で、インパクトは十分です。受賞おめでとうございました。

「新人賞」左:田中秀萠、右:村越大嶺

 

最後に、通期で展示されている川名哲紀先生グループの合作を今一度ご紹介します。前期と後期で見事なお色直しですね。

川名哲紀、他19名:左 前期、右 後期

 

繰り返しになりますが、今回は3年ぶりの日本橋高島屋開催ということで、出品者だけでなくご来場者の皆さまからも「待っていました!」というオーラがヒシヒシと伝わってきました。充実した6日間であったことを出品者の一人として大変嬉しく思いますし、草月スタッフの皆さまのご尽力にも感謝したいと思います。

有難うございました。そしてお疲れ様でした!

 

 

 

sosyu.hatenablog.com