「草月いけばな展」4期(11月21・22日)では奈良支部の吉澤星玲先生の助手をさせて頂きました。
少しばかり裏話をすると、某花店の手違いでいけ込み前日に花材の変更(バショウがオーガスタに)を余儀なくされるというアクシデントに見舞われ、出鼻を挫かれた格好の吉澤先生でしたが、そこは豊富な経験をお持ちの先生ですから難なくこうして素敵な作品をおいけになりました。ただ、当初の作品のアイデアを伺うと、確かにそちらの作品も拝見したかったな・・・と欲張りなことを思ったりします。
バショウの葉とオーガスタとでは形が似ているようでもそのサイズ、色、質感、ニュアンスが異なるため、作品への影響は決して小さくありません。
いずれにしても、どんな予期せぬ事態が起ころうともしっかりと仕事をこなされる吉澤先生には改めて尊敬の念が深まりました。