花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

昨日のお稽古:6 Aug 2019

昨日のお稽古では花材がキビ(パニカム)、トルコキキョウ、レザーファンという取り合わせで少々地味に思えたため、急遽ストックしていた枯れものをプラスしていけて頂きました。

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T.Y.さん:着色ツツジ、Sさん:赤蔓、T.T.さん:雲竜柳

T.Y.さんは白の着色ツツジに挑戦です。レザーファン(グリーン)を入れなかったことが成功しているのではないでしょうか。花器の黒とツツジの白、トルコキキョウの紫とキビの黄金色という対比が良いと思います。

 

Sさん、花器は籠を、枯れものは赤蔓をチョイス。ともすると仏花を連想させるような花材を見事に魅せる花にしています。ツルの動きが作品を大きく見せていますね。和室に限らず洋間でも映える作品だと思います。

 

T.T.さんの作品はいつもユニークで、私の方が勉強させて頂いている気がします。今回彼女がプラスした花材は雲竜柳。初めは柳をアクロバティックにいけていらしたのですが、レザーファンに工夫を凝らしたことで見せ場を柳から葉・花に変更、柳を素直にいけ直して、結果とてもスタイリッシュな作品に仕上がったと思います。

 

皆さん、暑い中お疲れ様でした!