長かった連休を挟み、三度のご無沙汰です。前回の投稿を振り返ってみるとなんと3週間も間が空いてしまいました、驚!
また気持ちを切り替え、こまめな更新を心がけたいと思いますのでどうぞお付き合い下さい。
さて、今回のIさんは盛花ざんまいです。花材がたっぷりあったこともあり、2つの作品を組み合わせて1つの作品に仕上げる花型、併合花型に挑戦して頂きました。
作品の組み合わせ方法ですが、様々なバリエーションが考えられます。
まず盛花x盛花、投入x投入、盛花x投入の3パターンがあり、尚且つそれぞれをどの花型にするか、本勝手でいけるか逆勝手にするか・・・など、やりようは色々あります。
今回は主枝が1本少ない第四応用の傾真型・本勝手(左)と、基本立真型の逆勝手(右)になっていますが、この辺が失敗のない組み合わせだと思います。
ポイントは、いずれかに第四応用花型をもってくることで長く存在感のある枝(真・副)の総数が奇数の3本になり、収まりが良くなります。また立真型と傾真型の組み合わせで変化をつけ、単調にならないようにしています(※ 盛花x投入のバリエーションでは高低差があるので、立真型x立真型や傾真型x傾真型でも問題ないでしょう)。そしてやはり本勝手と逆勝手でいけるのが無難だと思います。
絶対の決まりではありませんが、このような点を考慮しながら組み合わせを選んでみてはいかがでしょうか?