秋松講座も4回目となり、今回は彫刻に挑戦です。
丸太に彫刻をしてオブジェを作ると予告で聞いていたので、直径15センチ位の木に細工をするのだろうと思っていたら、さすが秋松講座!そんな生温いカリキュラムではありませんでした、苦笑。
一人ずつに配られたのはなんと直径30センチ、長さ40センチほどある半割りの丸太で、抱えるとズッシリと重い檜でした。
2回の講座で完成させるスケジュールが組まれており、初回はノミとノコギリを使って作品の輪郭を仕上げるのが課題です。
(次回、これにドリルで穴を開けたり、表面に真鍮シートを貼ったり、着色したりという装飾を加えて完成させます。)
いざ作業に取り掛かかると思いの外はかどりません・・・。工具と悪戦苦闘するも要領が悪いのでただ疲れるばかり。1時間の作業でほんの僅かに数センチが削れたかな?という調子で、実に根気と体力のいる作業となりました。
ノミを金づちで打つ甲高い音とノコギリを引くギーギーという低い音が響くばかりで、皆いつになく言葉少なです。それでも教室中に広がる檜の木の香りはとても爽やかで、緊張した心と疲れた身体には最高のアロマテラピーでした。
次回の仕上げ作業は4月になります。果たしてどんなオブジェになるのかイメージがまだ固まりませんが、その頃には季節も変わり、また新鮮なアイデアが浮かぶかもしれません。5ヶ月後のmy 檜との再会を楽しみにしたいと思います。