花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

先週のお稽古: 20 May 2022

ブログ更新にまた少し間があいてしまいました。

連休を挟んで公私共になんだか慌ただしく、気がつけばあっという間の2週間・・・というのが正直なところです。そんな時はフーッと深呼吸をして、花に触れて、心に余裕を取り戻したいものです。

 

ということで、自宅教室に Iさんをお迎えしました。
テキスト1、2の花型は一通りお稽古済みなのですが、先に進むよりも基本型を極めたいというご本人のご希望で、今回も復習に励まれました。

Iさん:レンギョウカーネーション
Iさん:イボタ、グロリオーサ、カスミソウ


今では真・副・控の三本は迷いなくササッとおいけになり、感心しています。が、従枝となると途端に手の動きが慎重になります。

主枝と違い、従枝については角度や長さの指示が抽象的ですから、難しく感じて当たり前です。実際、いく通りもの解釈が存在し、数学のように公式も解もないのですから・・・。
そもそも植物はひと枝、ひと枝、様子が異なる訳で、杓子定規にはいきません。

花との「一期一会」がいけばなの醍醐味であり、奥深さでもあります。だからこそ、生涯の嗜みにもなり得るのでしょう。先は長〜い!!!