花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

花器をたずねて三千里

花器というのは(恐らく皆さんの想像以上に)高価なものです。著名な作家の作品でなくても安くはありません。

ランチコース1回分の値段で探そうと思っても、なかなか巡り会えないはず。やはり最低でもディナーフルコースは覚悟せねば。

 

だいたい、どこで売ってるの?という話!

例えばデパートならば? 食器売り場にはクリスタルガラスの花瓶や観賞用の壺はあるかもしれません。花売り場ならばシンプルな花瓶くらいは置いていると思いますが、いずれにせよ生け花に適した花器は期待しない方が良いでしょう。

やはり専門店ということになりますが、コンビニのようにそう何軒もあるものではありません。

東京なら先日ご案内した湯島の坂東商店さん(改装後、現在はビルの上階で営業)や、四谷のうめのさんは定番花器はもちろん、草月が好む変形花器(字のごとく、ヘンな形の花器のことです・笑)も多数扱っています。

(逆に、どちらかお勧めの花器店がありましたら是非教えて下さい!)

http://www.yushima-shiraume.jp/shop/post_558/

http://www.umeno-kakiten.com/

 

凝った形の花器は一点物の場合が多く、その出会いは正に一期一会と言ったところ。

いけ手の創作意欲を大いに刺激する魅力的な花器を手に入れるためには、三千里も覚悟で体力・お財布ともに鍛えておく必要があるんです。