花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

昨日のお稽古:13 Sep 20223

先月から自宅教室に教場を変更したSさん、花器の揃えが以前の教場と異なるので、心なしか楽しそうです。花をいける際には、花材だけでなく花器からもインスピレーションを得て、色々なスタイルに作品を展開させていきますから、目新しい花器、ユニークな花器はとても魅力的です。

 

Sさん:木苺、ケイトウ、トクサ

 

若干、紅葉の兆しが見える木苺と、真っ赤なケイトウには秋の風情が漂い、備前焼(多分?)の調子と良く合います。Sさんが得意とする品の良い和テイストでまとめるのかと思いきや、最後に大胆にトクサで横線を引いたことで、一転、緊張感のあるモダンな作品に変わりました。

花器との出会いもそうですが、いける場所、環境が変わることも創作意欲に刺激と変化をもたらすものなのですね。とてもカッコいい作品に仕上がりました。