花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

梅の季節

6月に入り、スーパーに梅が出回るようになりました。

以前は年中行事のように梅酒を仕込んでいましたが、流石に在庫がたまってしまったのでここ数年はお休み中。

ですから店頭に並ぶまん丸の可愛い青梅が気にはなるものの、手を伸ばすことは我慢・・・のはずだったのですが、うっかり1キロ買ってしまいました(苦笑)。

 

そろそろ梅酒向きの青梅から梅干し向きの完熟梅に切り替わり初めていて、買ってきた梅も少し黄色味を帯びた状態です。

今回は青い実だけよってこちらはピクルスに、残りはラム酒漬けにすることにします。

ただ急なことで適当な空の容器がなく、苦肉の策で梅酒はガラスのティーポットで作ることにしました。ピクルスの方も器が小さ過ぎてマリネ液を加えたらいっぱいになってしまい蓋ができず・・・。

とりあえずは両方ともラップで密閉して急場を凌ぐことにします。

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梅のラム酒漬けとピクルス

梅酒は定番のホワイトリカーだけでなく、ブランデーやウィスキー、ラム酒ウォッカなどのレシピも人気があります。

個人的な感想としては、熟成が進むと結局はホワイトリカーが王道の"王"かなという気がします。漬け込んで半年程で試すとホワイトリカーよりもお酒自体に個性があるものの方が香り良く断然美味しいのですが(ホワイトリカーはアルコール臭が鼻につき、飲み頃とは言えません)、1年を過ぎた頃からホワイトリカーは角が取れてどんどんまろやかになり、逆に他のお酒の方は「あれ?これ何のお酒だっけ?」というくらい本来の持ち味が薄れてきます。

となると、無粋な話ではありますがコスパの点では文句なくホワイトリカーに軍配が上がる訳です。もちろん味の点でも飲み頃になったホワイトリカー梅酒は梅自体の味わいが最大限に引き出されていて最高です。

果実酒にはホワイトリカーというのは理にかなっていて、揺るぎないように思います。

 

(が、今回は家に買い置きのあったラム酒で漬けます)

*梅酒・ラム酒バージョン*

梅  400g

氷砂糖 300g  (梅の70%目安) メモ:梅酒をソーダや水で割って飲むのであれば、砂糖は躊躇わずしっかり入れるのがおすすめ

ラム酒 1瓶(700ml)ラムホワイトでもゴールドでも可

 

・梅は青梅ならば2時間ほど水に浸しアク抜きをする。色づいた完熟梅の場合は水洗いのみでアク抜きはしない。

・キッチンペーパーで梅の水気をしっかりと拭き取り、竹串でホシ(なり口)を取り除く。

・容器を消毒する。熱湯消毒が難しい場合は焼酎で消毒。

・容器に梅、氷砂糖を入れ、ラム酒を注ぎ入れたら密閉し、冷暗所で保管する。時々容器を静かに揺り動かし、糖分が均一なるようにする。

・3ヶ月過ぎた頃から味わえる。

 

 

梅ピクルスの方は今回初めて作ってみました。一週間ほどで食べられるようですから、今から出来上がりが楽しみです。