いよいよ明後日(3/14)で「水のない いけばな展」も全期終了となります。
どんなものでも終わりを迎えるというのはどことなく寂しいものですが、今回のイベントは私自身も参加をした”祭り" でしたから、一層寂しく感じます。
第4期も独創的でスタイリッシュな作品や、ほんわかと柔らかく癒し系の作品など期待を裏切らず盛りだくさんで本当に楽しませて頂きました。その中からまたまた独断と偏見で幾つかご紹介させて頂きます。
New Challenge Exhibition「水のない いけばな展」4期 家元によるリモート鑑賞ツアー - YouTube
李 樹星さんの作品は日がちょうど差したところを写真に収めました。何よりこの場所にセッティングをした家元(スタッフ?)のセンスに脱帽です。伊藤 静夕さんの竹の作品もスマートでとても素敵です。常設できるクオリティーですね。そして宮川 美翠さんのプラスチック団扇の骨を使ったこの作品も大好きです。何の変哲もない日用品がこんなにも美しい流線形を作り出すとは思いもしませんでした。
今回の企画は主催者側だけでなく参加者にとっても色々な意味で挑戦だったろうと思いますが、蓋を開けてみれば実に楽しい充実したイベントだったと思います。コロナが1日も早く終息して欲しいという思いは言うまでもありませんが、穏やかな日常が戻った暁にもこのスタイルはアリではないかな?と感じます。