7月にお盆を迎える東京では、店先にお供物や供花が所狭しと並んでいます。
私がいつもお世話になっている花屋さんにも立派なホオズキが出ています。
そもそもなぜホオズキが?と思い調べてみると、漢字で「鬼灯」と書くように、その形から「提灯」に見立ててとのこと。故人があの世から帰ってくる時にこの提灯が道しるべとなり迷わないよう飾るのだそうです。
浅草・浅草寺の「ほおずき市」は有名ですね。私は単純に鮮やかなオレンジ色とぷっくりとした形が可愛くて、観賞用として人気があるのだと思っていましたが、仏様をお迎えするための支度という意味があったのですね、勉強になりました。
四万六千日・ほおずき市|聖観音宗 あさくさかんのん 浅草寺 公式サイト
神楽坂の市もまた良く知られています。こちらは 7/24−25 で、まだ間に合いますよ!
神楽坂通り商店会 公式ホームページ | イベント・店舗情報 | kagurazakasakadori shotengai
ところで「透かしホオズキ」をご存知ですか?
葉脈だけをレースのように残したもので、これもまた素敵です。どうやら水につけて腐らせることで、比較的簡単に作れるようです。ご興味のある方は是非挑戦してみて下さい!