今回はT教室のお稽古の様子です。
まずはSさんの作品から。キキョウランのランダムに広がる曲線が綺麗ですね。花器の使い方もお上手です。手直しなしの仕上がりでした!
Tさんにはマッスと線の組み合わせを意識していけて頂きました。
比較的マッスに仕立てやすいスイートピーが花材だったのでこのテーマをお勧めしましたが、キキョウランのみで挑戦なさいましたね。とても丁寧な仕事で、丸みの愛らしい塊になりました。これは別のテーマ”編む"のお稽古にもなったのではないでしょうか(一石二鳥?!笑)。
さて、この造形的な作品ですが、例えばガラス花器に合わせたならば・・・、明るい色の花器ならば・・・、脚付きの花器ならば・・・、広口の花器ならば、と違うバリエーションも気になるところです。
花器の合わせ方で作品がより引き立つこともあれば、逆に残念なことになる場合もあり、花器選びは奥が深いものです。できるだけ色々なタイプを試して経験値を積んでいきましょう。