早いもので明日はもう「人日の節句」、つまり七草粥を頂く日です。東京では松の内は明日までというのが一般的ですから、門松も見納めになります。(※ 1月15日までを松の内とする地方もあります。)
ところで松というのはいかにもお正月を感じさせる枝ものです。だからこそ、その松をいつまでもいけて飾っていてるのは野暮じゃないの?!と言えなくもありません。松は丈夫でその気になれば2月に入っても変わらず青々としていたりしますから、いつ頃処分するかは悩ましいところですね。
例えばお客様をお迎えするホテルや料亭ならば松の内というのが一つの目安になるかもしれません。実際、池坊では松の内までと指導されるそうです。でも我が家ではだいたい1月いっぱいは気にせず松の緑を楽しんでいます。
松は元気でも流石に花の類は日持ちに限界がありますから、少し整理して手直しをしました。南天の実はほとんどドライになりましたが、色は鮮やかなままなのでアクセントに重宝します。