花をいけてみたら変わること

「華道」とかしこまらずに、ただ花をいける楽しさを皆さんと共有できれば嬉しいです

秋山美晴 個展

我らが草月会東京北支部支部長・秋山美晴先生の個展「ART EXHIBITION」にお邪魔してきました。

 

MIHARU AKIYAMA

ART EXHIBITION

会期:2023年1月7日(土)〜14日(土)

会場:+NOTION (銀座YAMAZAKIビル2F)

https://www.instagram.com/plus_notion_ginza/

 

秋山美晴

 

陶土が乾く過程で生まれる無数の黒いひび割れは植物の枝のようにも、根のようにも見え、人間の血管のようにも見えます。さらに一歩下がって眺めれば大河を写した航空写真のようにも見えてきます。

そして、その土の作品を背に部屋中央でめいっぱいに伸びる黒いネットの中身は大量の蓮の葉です。葉が傷まないように大事にそっと包まれている様子なのか、はたまた外に飛び出さないようにと押し込まれている姿なのか・・・、いずれにも思えます。

 

黒い船の周りをぐるりと一回り、二回り、三回りして、作品に色々な表情を発見する度に、なんだか心理テストを受けているような気がしてきました、笑。素朴な素材とモノトーンでこれだけ多彩に語りかけてくるのですから驚きです。

 

とても素敵な空間でした。