お稽古で枯れものや晒し素材を使うことがありますが、いけ終わった後もなんとなく捨てがたく取っておくうちにどんどんと数が増えてしまいました。嵩張ることもあり、紙に包んでしまっておくよりもいっそ見せてしまえ!ということで、今はこんな具合に棚の上に置いています。「飾っている」というよりは「収納している」が正しいのですが、どうせならカッコ良く収納しようということで、アレンジしています。
ところで、花材の中にはドライにできるものが意外にあるものです。上の写真のつわぶきの葉と烏山椒は自分でドライにしたものですし、下も全て自家製のドライフラワーです。
自然乾燥の場合はどうしても色が褪せてしまいますが、それを汚いと思うか味わいと感じるかは使い方次第でしょう。特に葉ものは茶に退色してしまいますから見せ方に工夫がいるかもしれませんが、それでもドライになることで思いがけずユニークな表情を見せたりしますので、個人的にはとても面白い素材だと思っています。
皆さんも是非試してみて下さい。