秋松講座の第3回目のテーマは「雑木で合作」でした。
三人一組で1作品を制作します。材料は3メートル程の長い枝が3本、1.5メートル前後のやや太い枝が6本、細い枝が6本です(サルスベリ、エノキ、梅、桜など)。
まず一人ずつデザインを考えてデッサンを書き、それを下地にグループ内で話し合ってデザインをまとめます。
構成が決まったら、いよいよ実践です。ノコギリ、インパクトドライバーを使ってのビス留め、釘打ち、ワイヤーのたすき掛けなど、教わった技術を再確認しながら、作業を進めます。
私たちのグループは枝の長さをそのまま生かし、横に長く伸びる構成にしました。
秋松先生のご講評では、しっかりと骨組みが立ち上がったところは合格点を頂きましたが、仕上げに加えた細い枝の整理が不十分という主旨のご指摘を受けました。おっしゃる通り、無造作に雑然と入った小枝のせいで横に流れる枝の勢いがせき止められてしまった気がします。
私達の作品に対してだけでなく、全体のご講評の中でも「加えることで弱くなる」こともあるし、単に「足せば良いというものでもない」ということを何度となくお話しされていました。
次回以降はこの点に気を配りながら制作に臨みたいと思います。
下の写真は個人的に気に入った他グループの2作です。いずれも枝の持つユニークでダイナミックな線を上手く作品に取り入れていますね、お見事です!