2020年、最初のお稽古です。
初心に返る!という意味で、皆さんには久しぶりに基本型に取り組んで頂きました。まず20日はS.E.さんです。
四方正面の花型はどの角度から見ても剣山が隠れるよう気を配っていけなくてはなりませんが、ただ漫然と数詰め込んで隠すのではなく、花や葉の様子を良く観察して角度と向きを工夫しながら効果的にいけることが大切です。
一方、浮き花は遊び心が肝心! 水盤をキャンバスに見立て、頭を柔らかくして楽しんで作品に仕上げることがポイントではないでしょうか。
21日はTさんです。フリースタイルでいつも斬新ないけばなを見せてくれる彼女ですが、実は基本型についてはほぼ未経験者でして、おさらいをしながらのレッスンとなりました。
22日はS.A.さんで、投入の併合花型に取り組んで頂きました。
こうして写真で作品を見るとお二人共に控の角度に狂いがあるように見えてしまいますが、実際に拝見した際には適切なポイントに収まっていたと記憶しています。なかなか教本の作例写真のようにはいかないな・・・・と改めて思うのでありました・・・。